【プレートテクトニクス】 大きな海の底には「中央海嶺」という巨大な海底の山脈があり,ここでは玄武岩の溶岩が湧き出し,海洋プレートという巨大な玄武岩の岩盤をつくっています.海洋プレートは少しずつ(年間5〜10センチぐらい)移動し,海溝に沈み込んだり,他のプレートと衝突したりしています.
 昔のユーラシア大陸の東側の海底(昔の太平洋)には,いくつかの海洋プレートがあり(古い順にファラロンプレート・イザナギプレート・クラプレート・太平洋プレート),次々と海溝に沈み込んで消えていきました.海嶺自体が沈み込んでいってしまったこともあります.古第三紀前期からは,現在の太平洋プレートとなりました.