<結晶片岩> 結晶片岩とは,いろいろな岩石が高い圧力によって変成を受けた岩石で,海洋プレートが海溝で地下深くに沈み込んだときに,海洋プレートの上の堆積物や海洋プレートそのものが,地下深部の強い圧力を受けてつくられる石といわれています.もともとはいろんな石だったものですが,強い圧力を受けたために,非常に硬く,細かい縞模様ができているのが特徴です.結晶片岩は北海道中央部に南北に細長く分布しており,「神居古潭変成帯」と呼ばれています.士別周辺では幌加内町に分布していますが,地下深くではもっと広い分布をしているものと見られています.