2001年度です.今年初めてやってみました.手順は次の通り.(1〜2は事前に用意) 1.化石の写真をデジカメで撮る. 2.水で転写するインクジェット紙にプリントアウト. 3.絵をはさみで切り取る. 4.紙粘土を絵と同じぐらいの大きさにちぎる. 5.同じような形に手で成形. 6.濡れたティッシュで絵を転写. 7.爪楊枝や割り箸で本物の化石を観察しながら,同じようにへこみをつけたりする. |
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これが作製したものです.普通の転写レプリカよりも立体的です.色の濃い写真を使った方がそれっぽいものができるようです.また,紙粘土は軽量タイプでない方がいいです.軽量タイプは作りにくいし,乾燥した後変形してしまいます.時間があれば表裏の写真を用意して両面張り付けにしてもよさそうです. |
化石の説明などが長すぎると,あまりいいデキのものがなくなってしまいます.時間があるほどいいものができますが,ダレル連中も・・・・.後ろで見ているのは士別博物館の水田学芸員.もともと彼がこの特殊な紙を使う方法を学んできて,私が「粘土が柔らかいうちに成形する」という方法を考えました.・・・・というか,実はそれを考えたのは私の娘です(当時8歳).水田さんのやったレプリカ作製体験学習に娘が参加して,平べったい作品(アンモナイト)を強引にへこませていたのです.我が家にはたくさんアンモナイトがあるので,平べったいのが我慢できなかったようです.それを見て私は「あっ! そうか! 柔らかいうちにやればいいじゃん!」とひらめいたというわけ.もうすでにやっている人がいたらごめんね. |
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