露頭左上の方に見られる含礫泥岩です.混濁流によるものかもしれませんが,量が少なく,礫も砂岩のようですので(まだよく調べていないけど),断層が形成されたときの「剪断変形構造」かもしれません.この地域ではありませんが,含礫泥岩は比布の男山トンネル付近で大規模なものが観察されます. | |
露頭左側に観察される砂岩です.周囲には緑色岩,泥質岩,チャートがあり,断層に挟み込まれたブロックのように見えます.この上方に上の写真の含礫泥岩があります.ややこしいですね.やはりこの露頭,ただものではない! | |
砂岩の薄片写真です.石英や長石が中心となっており,岩片が少ないことから,大陸起源のものかもしれないとのことです.しかし,大陸から離れた海溝になぜ??? 難しい話はここでは述べませんが(じ,実はわからないんです・・・(-_-;)),今後大きな話題を呼ぶ露頭であることはまちがいありません.ゴンドワナ大陸の断片でも近くにあったんだろうか?????(黒瀬川古陸の北海道版とか・・・・わからん・・・・) |
というわけで,「露頭探検隊」の第2回でした.ちょっとわかりづらい露頭でしたね.もう少し私が理解していれば良かったんですが.でも,それだけ「手強い」ということで,その存在は大変貴重なものなのだということだけでも伝われば・・・・.えっ? もっとよく調べてから載せろ? はい.仰せの通りでございます・・・・.では,第3回をお楽しみに! |
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第1回 剣淵町刈分川の刈分川層 | |