士別市温根別市街地南部の採石場に見られる地層,「エゾ層群」の第6弾です。シリーズ第6弾というのは,前回の多寄の記録を抜いて,またもやシリーズ連続記録を更新ですね。さて,これまでに,この温根別の地層に残された証拠から,過去の環境についてあれこれ探ってきてみましたが,今回は,この露頭をちょっとちがう角度で見た,「あるもの」を紹介しますよ! |
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これは,この採石場の上の方から見下ろした,温根別の南方の風景です。流れている川は,犬牛別川です。水田の中に民家がポツポツ。美しい山に囲まれています。いやぁ,本当にいい景色ですねぇ・・・。おっと,今は「露頭探検隊」をやっているところでしたね。では,目を足下の方に向けてみると・・・。おっ!なにか気になるものがありますよ! |
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ちょっと近づいてみると・・・う〜む・・・これはなんだろう・・・。山の上の方の,露頭から崩された岩の落ちているところには,丸い岩がたくさんあります。スイカぐらいの大きさから,10センチ以下のものまで,無数にゴロゴロころがっています。「丸い岩」といえば,普通は河原にころがっているものですが,この丸い岩は,そうしたものなのでしょうか。でも,先ほどまで見てきた地層の中には,丸い岩のようなものはなかったはずなんですが・・・またもや大きなナゾが出てきてしまいました(つづく)。 |